コラム　学びの進化系 　～　探求・キャリア・ソーシャル　～

今回も、「仕事を通じて地域・社会に貢献できる人材」に必要な3つのチカラについてお話しします。

今日は２つ目の「Innovation skill」（イノベーション　スキル）

日本のGDPがドイツに抜かれ世界4位に。もうすぐインドにも抜かれるよ!

その原因を、

「日本人は、イノベーションを起こすのが苦手だから」という人がいます

事実私の以前の職場にも、昭和の匂いをぷ～んと漂わせながら、そんなこと言ってる人がいました。

多分、その人にとってイノベーションは「技術革新」のことなのでしょう！

「違います！」イノベーションは「新結合」のことです。

イノベーションの提唱者、シュンペーターに聞けば「何を勘違いしてんだ！と怒られます」

詳しくは、AIに「新結合ってなに？」と尋ねればすぐに教えてくれますが、

すでに知られている何かと何かを組み合わせ、まだ誰も知らない何かを創り出すことをイノベーションと言い、

必ずしも技術革新が必要とは限りません

多分、日本人に欠けている、いや日本の教育に欠けているのは、子どもたちに、すでに知られている何かを覚えさせたり、答えさせたりすることが「勉強」の中心で、「新しい何かを生み出す」ことを薦めたり、褒めたりする「空気」があまりないからでしょう

ちなみに、シュンペーターはイノベーションを次の5つに分類しています

・プロダクト(製品、成果)

・プロセス(生産方法）

・販路の導入 （マーケット）

・供給源の獲得（サプライチェーン）

・組織の実現（オルガニゼーション）

「電話」＋「パソコン」→「スマホ」

「コンビニ」＋「ATM」＋「マルチコピー機」→「まちのホットステーション」

「プロ」＋「ボランティア」→「プロボノ」

全部イノベーションです！

イノベーションなんて無縁だと思っていたあなた、この話を聞けば、ぐっと身近になりませんか

さあ、

当法人の学習プログラムに参加し（お子様を参加させ）、

早いうちから

何かと何かを組み合わせ、「新しい何かを創り出す力」を身に付けていきましょう!

#ソーシャルビジネス　#ネットワーク　#京都　#キャリア教育　#課題解決　#イノベーション　#クリティカル　＃探究